谷合正明参院議員は6月15日、公明党雨水利用及び雨水貯留浸透施設の推進に関するプロジェクトチームの加藤座長らと共に雨水の利用推進に関する法律案を提出しました。以下、公明新聞の記事を転載します。
(東京事務所)
雨水利用推進法案を提出
雨水利用推進法案を提出する加藤座長(左から3人目)ら=15日 国会内
党プロジェクトチーム 資源活用、集中豪雨対策で
公明党の雨水利用及び雨水貯留浸透施設の推進に関するプロジェクトチーム(PT)の加藤修一座長らは15日、国会内で、参院の橋本雅史事務総長に、雨水の利用推進に関する法律案を提出した。松あきら副代表、木庭健太郎参院幹事長、山本香苗、谷合正明、石川博崇参院議員が同行した。
同法案は、近年、都市部で集中豪雨が相次ぎ、下水道や河川への集中的な流出が問題となっていることを踏まえ、水を資源として捉え、適正な循環に取り組むためのもの。国などの責務を明らかにするとともに、必要な事項を定めることで、雨水の有効利用を図る。
具体な施策としては、
(1)国などが雨水利用の施設設置に関する目標を設定
(2)普及啓発
(3)研究及び技術者の育成
(4)雨水利用を推進すべき建築物への税制・金融上の優遇措置
(5)自治体による助成―などを盛り込んでいる。
加藤座長は、同法案について「気候変動に対応する一つの方策。成立に向け、全力で取り組む」と述べた。
(公明新聞:2011年6月16日より転載)