谷合正明参院議員は4月21日、参院内閣委員会で被災者の生活再建に向けた対策に関する質問を行いました。以下、公明新聞に質問内容が紹介されましたので転載します。
(東京事務所)
“二重ローン”改善せよ
質問する谷合氏=21日 参院内閣委
生活保護制度 被災者に弾力運用を
参院内閣委で谷合氏
21日の参院内閣委員会で公明党の谷合正明氏は、東日本大震災の被災者の「大きなネックになっていて、現行制度では解決できない問題として、(住宅などの)二重ローンの問題がある」と指摘。「当事者としては、やり切れない問題だ」として改善策を求めた。
枝野幸男官房長官は「債権放棄を誘導することなどができないか、関係当局に前向きに検討するよう指示を出している」と述べた。
また、谷合氏は被災者に対する生活保護制度について「弾力運用をしっかりやるとともに、それに限度があれば、別立ての制度を検討してはどうか」と主張。
さらに、被災者への求人状況を確認した上で、一刻も早い被災者の生活再建に向け、雇用対策に「本腰を入れないといけない」と強調した。
(公明新聞:2011年4月22日より転載)