20日(水)、いわき市を訪れました。
被災者の生活再建で何が一番課題になっているのかを直接伺うために、法律相談事務所、消費生活センター、そして避難所にまいりました。
避難所として使われている藤間中学校の体育館。勤め先が、半径20キロ圏内にあるという方からは、事業所への補償について明確にしてほしい旨の相談がありました。
いわき市の消費生活センターでヒアリング。震災関連の電話相談が増えたという話を聞く。また震災の支援金をめぐる詐欺が増えたことも報告があった。
被災者への法律相談に取り組む「浜通り法律事務所」を訪問。渡辺弁護士から、風評被害の影響、夏から秋にかけての雇用の深刻さについて話をきく。住宅や車などの二重ローンの問題は、政治が取り組むべきと強く要請される。
いわき市の海岸線沿いを視察。小名浜港には大型船が打ち上げられたまま。津波被害の爪痕の大きさを目の当たりにしました。
写真には鮮明に写っていませんが、小名浜港に大きな虹がかかっていました。希望の虹です。
(谷あい)