谷合正明参院議員が提出していた公的さい帯血バンクの存続に関する質問主意書に対して、政府より答弁があったことが公明新聞に紹介されましたので、以下転載します。
(東京事務所)
質問主意書に政府答弁
国庫補助の支援継続
谷合氏 さい帯血バンク存続で
公明党の谷合正明参院議員が3日に提出していた公的さい帯血バンクの存続に関する質問主意書に対し、政府答弁書が14日付で送付された。
主意書で谷合氏は、さい帯血を採取してから患者へ供給するまでの費用が、1本当たり約200万円かかる半面、公的バンクに入る診療報酬は17万4000円で、各バンクの財政事情が逼迫していると指摘、バンクの自立的な運営を可能とするために「コストに見合うさい帯血本体の保険点数化が必要」と主張した。
また、さい帯血の保存管理について、安全管理にも十分に配慮が必要だとし、「責任のあり方も含めた造血幹細胞移植法の制定が必要だと考える」として、政府の見解を求めた。
答弁書では各バンクの財政状況について、「安定的な経営を行うことが困難」との認識を示した上で、国庫補助金による支援を継続する考えを伝えた。
(公明新聞:2010年12月24日より転載)
国庫補助の支援継続