谷合正明参院議員が11月1日参院行政監視委員会で行った質問の様子が公明新聞で紹介されましたので、以下転載します。
(東京事務所)
判定の信頼性に疑問
質問する谷合氏=1日 参院行監委
事業仕分けの矛盾を追及
参院行監委で谷合氏
1日の参院行政監視委員会で公明党の谷合正明氏は、法律上の根拠を持たない行政刷新会議の事業仕分けについて、判定の信頼性に懸念を表明。政府の新成長戦略に盛り込まれたジョブ・カード制度が事業仕分けで廃止とされたことの矛盾を追及した。
また、谷合氏は、廃止判定を下された事業でも、必要性が認められ、実質的に続いているものがあることを指摘し、「(事業の継続・廃止の)意見表明から最終決定に至るプロセスが不透明で、混乱を招く」として、政策決定過程の情報公開を徹底するよう求めた。
玄葉光一郎国家戦略担当相は、ジョブ・カード制度について、「当面継続する。(廃止は)正式な決定ではない」と強調した。
蓮舫行政刷新担当相は、情報公開の徹底について「前向きに検討する」と述べた。
また、谷合氏は、大阪地検特捜部の押収資料改ざん・犯人隠避事件などで失墜した検察の信頼回復へ、検事総長への民間人登用などを提案した。
(公明新聞:2010年11月2日より転載)
判定の信頼性に疑問