谷合正明参院議員が7月に視察した山陰海岸の世界ジオパーク認定について、公明新聞に記事が掲載されましたので転載します。
(東京事務所)
山陰海岸 世界ジオパークに認定
鳥取砂丘を視察する谷合氏(中央)と党鳥取県本部のメンバーら=7月23日 鳥取市
京都、兵庫、鳥取の110キロ
貴重な地形、教育・観光に活用
公明も推進
世界的に貴重な地形や地質がある自然公園を認定する「世界ジオパークネットワーク」(GGN)に、山陰海岸(京都府、兵庫県、鳥取県)の加盟が認定されたと、山陰海岸ジオパーク推進協議会が4日発表した。日本のGGN加盟は4地域目。
ジオパークは自然の保全に加え、教育や観光に活用することが目的。国連教育科学文化機関(ユネスコ)の支援で、2004年に設立されたGGNが認定する。日本ジオパーク委員会が昨年12月、山陰海岸の加盟を申請、8月の現地審査を経て、ギリシャで開かれたGGNの会議で加盟が決まった。
山陰海岸ジオパークは、京都府京丹後市から鳥取市の約110キロにわたる地域。火山岩や堆積岩などから、アジア大陸の一部だった日本列島が約2500万年前の地殻変動で分離し始め、日本海が形成された過程を確認できる。また海面変動などでできたリアス式海岸や鳥取砂丘など特徴的な地形がある。
GGNには、これまで21カ国66地域が加盟し、国内では昨年、洞爺湖有珠山(北海道)、糸魚川(新潟県)、島原半島(長崎県)がGGNに初めて加盟した。
日本最大の砂丘地帯・鳥取砂丘を含む山陰海岸ジオパークのGGN認定については、公明党鳥取県本部(銀杏泰利代表=県議)や公明党の谷合正明参院議員が強力に推進してきた。谷合氏は、「地元の熱意と努力が実った。ジオパークを生かした街づくり、地域の活性化を全力で応援していきたい」と語っている。
(公明新聞:2010年10月5日より転載)
山陰海岸 世界ジオパークに認定