島根県松江市で5月15日開催された環境シンポジウムに、谷あい正明参院議員が参加した模様が公明新聞で紹介されました。以下、記事を転載します。
(東京事務所)
環境・農業で輝く島根
島根発の全国モデルを
IT、産学連携、Rubyで世界へ
松江市のシンポで谷あい氏
公明党の谷あい正明参院議員(参院選予定候補=比例区)は5月15日、島根県松江市で開かれた党島根県本部(三島治代表=県議)主催の環境シンポジウム「環境産業を島根発で」に出席、パネルディスカッションに参加した。
谷あい氏のほか、三島和貴氏(株式会社「ミシマ」社長)、多久和厚氏(株式会社「ワコムアイティ」社長)、パンカジ・ガルグ氏(「アイ・ティー・イー」株式会社社長)が見解を述べた。
谷あい氏は、電気自動車(EV)の開発に言及。「EVはガソリン車と比べて部品数が半分以下のため、これまでのトヨタ生産方式に代表される産業構造が一変する可能性があり、ベンチャー企業の参入が見込まれる」と指摘した上で、同じように、環境・農業分野でも新規参入、雇用創出が期待できる、との考えを示した。
有機廃棄物の発酵分解技術の開発に取り組んできた三島氏は、「(島根には)技術の正確性を証明してくれる研究機関がある」と述べ、産官学の強固な連携体制が島根県の特長だと強調した。
農業分野のICT(情報通信技術)活用に取り組む多久和氏は、「島根でなければできないことに取り組むべきだ。農業のICT化で効率化を図り、若者が農業に参入する仕組みを島根発でつくれば、全国のモデルになるだろう」と述べた。
環境に優しい冷蔵・冷凍システム事業を展開するインド出身の企業家、パンカジ・ガルグ氏は、「島根のものづくりは世界に通用する。島根は日本で一番良い野菜をつくる。島根は何十倍も力がある。しかし、海外に売り込む“架け橋”が必要だ。Ruby(ルビー、松江市在住のまつもとゆきひろ氏が開発したプログラミング言語)を使った物流システムをインドで開発したい」と語った。
(公明新聞:2010年6月13日より転載)
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