下関で山口県本部主催の介護総点検に出席する。
山口県では、11月から12月にかけて102の事業者、151人の介護従事者、70名の介護家族からアンケートをいただいた。また全国では、街角アンケートで7万7千人、本人家族から6265人、事業者から4587施設、介護従事者から1万1286人、市町村から1159自治体から、回答をいただいたことが、山口代表から報告があり、現時点で分析できた特徴について、
・介護保険制度を十分に知らない方が3割にのぼっている
・介護施設にあずけることの抵抗感が減ってきている
・介護保険料の負担が重いと感じているのが7割
・利用者にとって制度がわかりづらい
・半数の事業者は介護スタッフは足りている。不足しているスタッフは、介護、看護、ホームヘルパー
・事務量の負担が大きすぎる
・公費負担分の増やすべき
・従事者にとって待遇が低い、心身の負担が大きい
・従事者用の保育所やメンタルヘルスなどの労働環境整備が必要
・4割の自治体は、施設数が不足していると回答。小規模多機能居宅、認知症対応グループホームなどが不足
以上のことが挙げられた。高齢者が安心して暮らせる地域社会を築いていくために、さらに分析をしていく予定だ。
夜は、同じく下関で、党員・支持者への1年間の感謝をささげる「感謝の夕べ」が開かれた。
癒された1日でした。
(谷あい)
下関で介護総点検、感謝の夕べ