午前中、東京から岡山に移動。
車中、富士山がきれいに見える。
昼から、広島県府中市上下町からあいさつまわり。
地域医療の課題をお聞きする。
さらに40歳になるご婦人から不妊治療の公的助成の拡充を求める相談を受ける。
ある統計によれば、1年から3年間の治療がもっとも多数を占めるが、10年以上の方もいらっしゃる。さらに経済的負担も100万円を超える方はたくさんおられるし、1000万円治療に費やしたという方も。
不妊治療にかかわるすべての薬と検査に対しては保険を適用し、さらに助成金の拡充もあわせて行うことを提案するグループもあるが、私も抜本的に不妊治療の負担軽減をはかるべきだと思う。
民主党の言うように、子供手当を創設する財源確保のために、扶養控除を廃止するのでは、不妊治療を続ける世帯にとっては、あまりに酷である。
夜は、福山市内の20代から30代の男性10人と懇談。景気対策の必要を痛感する。
うつ病になって、いったん失業、転職した方がいた。
その方は、失業手当の申請にハローワークにいったが、申請時期を過ぎていたとのことでもらえる給付も受け取れなかったとのこと。この方は病気のため、自己都合で退職したのだが、自己都合の退職でもキャリアアップから病気まで幅広い。
こころの病を抱える20代30代が多くいるが、そのための支援体制が不十分だ。
(谷あい)
広島県府中市へ - 不妊治療やうつ病対策の要望を受ける