東京都写真美術館を訪れました。
報道写真家セバスチャン・サルガド氏による「アフリカ」展を見学しました。
同氏は、農業経済学の博士号を取得後、国際機関のアフリカ勤務を経て、写真家になりました。
存命の報道写真家としては世界で最も評価の高い一人で、彼の視点や現場に入り込む力は本当に感服します。ひそかに私も彼のような写真を撮りたいと思い続けています。
今回はアンゴラ、スーダンなど私がこれまで訪れた地域も多くおさめられており、一枚一枚食い入るように見させていただきました。
また、かつて展示されていた同じ写真でも、感じ方が違ってきます。
たとえば家族と生き別れた難民の子供の写真などは、同じ年頃の子供を持つ親として、世界で起きている現実のなんと残酷なことかと沈痛な思いになりました。
会場では、学生時代にお世話になった京都の方(新聞記者)から声をかけていただきました。その方も出張の機会に、この展示を是非見たかったとのこと。
今日は衆議院本会議を傍聴し、原爆症救済法案の成立を原告団の皆さまと一緒に見届けました。
原告の宮原弁護団長からも、公明党が熱心に取り組んだと評価していただきました。
私から、党派を超えて、これからも新しい認定制度の構築に向けて、皆様と力を合わせて頑張ってまいりたいと、申し上げました。
(谷あい)
セバスチャン・サルガド写真展