参院本会議二日目。
山口公明党代表による質問がありました。
質問に対し、原爆症認定の新制度創設の答弁が総理からありましたが、党原爆被爆者対策委員会の委員長として、歓迎したいと思います。予算委員会では具体的な議論が展開されることを望みます。
脱官僚依存の姿勢を打ち出したい気持ちが強すぎるのか、一部の閣僚の答弁はあまりに冗長な過剰答弁で、議長からも注意がありました。緊張感を持ってやって欲しいと思います。
本会議終了後、新幹線で兵庫の明石に移動。
今日は、明石市主催のスキルアップ社会人交流セミナーを地元の松井議員の紹介で、見学いたしました。明石市内に在住、在勤の20歳から35歳までの未婚の方が対象で、女性約40人、男性12人程度が3ヶ月間のプログラムに参加しております。
「コミュニケーション能力」「食と農」「ライフプランニング」など様々テーマで研修を受けますが、今日はずばり「結婚」がテーマ。
ブライダルプロデュース・ピープル代表取締役の伊達さんの進行で会が和やかに進みました。
仮想夫婦を男女が演じるなど面白い取り組みを見学しました。
少子化対策について、子育てコストの負担軽減、育児休業制度、保育政策などの政策は従前から行われていますが、結婚しない・できにくい人たちの対策は未展開と指摘されています。
お見合いでは堅苦しい、ただのパーティでは軽すぎる、もう少し気楽にマジメに交流が深められ、触発を受けられる、そんな場の提供が求められていると思いました。また、この事業の長期的効果として、ここの卒業生が将来の明石市のまちづくりの一役をになっていく可能性を感じました。
婚活が話題になっていますが、国の政策でも「安心こども基金」を使って、こうした若者向けの事業は補助の対象になっています。
国策として、好事例などをもっと広めていく必要があると思いました。
(谷あい)
出会いの機会の創出を ― 婚活セミナーに出席して