昨日、首都圏青年局次長会議を開催。東京、神奈川、埼玉、千葉の青年局長にも来ていただき、今後の取り組みについて討議しました。
政策提言、核軍縮・廃絶に向けての運動、広報宣伝などを議論したわけですが、バックボーンになっているのは、10月3日の全国県代表協議会の折に、党執行部に提出した党改革のための中間提言です。
項目を抜粋します。
①国家のビジョンと夢を与えられる組織へ
●党再生委員会(仮称)の設置
これまでの戦略を再点検し、選挙戦略や政策策定等に関わった責任者を明確にし、確たる総括を行う機関として党再生委員会(仮称)を設置すべき。
●統合戦略室の設置
選挙に勝つという一点に特化した統合戦略室を設置し、一元的に党のビジョンや広報宣伝、国会論戦、他党対策、世論調査、候補者のプロデュースなどを扱う。
●政策分野におけるシンクタンクの設置
国家のビジョンに対する課題や党の基本理念をベースに、現実化する為の具体的な政策提言を行うシンクタンクを代表の下に設置する。
●青年が主体となった党改革
上記の再生委員会、統合戦略室、シンクタンクについては、青年を積極的に登用し、青年の意見が適切に反映されるようにすること。
②党員・支持者と地方議員、そして国会議員の政策ネットワークを再構築
●議員の地域活動の強化
議員及び議員のサポーターによる地域活動を強化し、有権者と触れ合う機会を増やし、党勢拡大を進める必要がある。国民の本当のニーズを知るための総点検運動をすべき。
●徹底した現場主義
厳しい本当の声を聞くことができる政党の強みを発揮すること。まずは党執行部が、徹底的に党内外の本音を聞くことを開始すべき。
●党本部における党員・支持者へのサービスの向上
党本部の相談室に寄せられる要望、クレームの取り扱いを抜本的に見直す。
●青年党員が活躍できる制度、体制
男女若者世代や学生が、日常の党活動に参加しやすい制度、体制へ再構築すること。青年党員が地方議員や国会議員と触れ合う機会を増やすことを、党全体の課題として推進する。
③未来に向けた人材豊富な組織へ
●青年候補の擁立
来年以降に行われる大型選挙において、比例区及び選挙区に魅力ある青年候補を擁立すべき。
●議員養成システムの構築
現職の議員や候補者に対し、拡対、陳情処理、演説技術やマスコミ対策、法令順守など議員として最低限必要なことをレクチャーし、人材育成を行うシステムを党内に構築すべき。
●上記①②などの諸施策を実施するための、党職員の業務改革
人的資本が限られている中で上記の様々な諸施策を実施するには、定型的な業務については徹底したアウトソーシングを行い、党職員にしかなしえない業務へのシフトが必要。
●無党派・若者対策としての青年拡対
青年の拡大対策のアイデアを結集し、クリエイティブに提案する「青年拡対」(新しい拡対の柱)の任を遂行する部門を結成すべき。
以上
(谷あい)