谷合参院議員は10月8日、東京・足立区の特別養護老人ホーム「ハピネスあだち」を視察しました。
以下、公明新聞の記事を転載します。
(東京事務所)
党厚労部会、青年委 将来設計できる制度に
東京・足立区
公明党厚生労働部会(渡辺孝男部会長=参院議員)と青年委員会(谷合正明委員長=同)は8日、東京・足立区の特別養護老人ホーム「ハピネスあだち」(小川利久施設長)を視察し、介護従事者の待遇や研修などの現状と課題について、関係者と意見交換した。
同施設は、2006年4月に開設され、全室個室のユニット型の特別養護老人ホーム。居宅介護支援事業や訪問介護事業のほか、地域交流活動なども行っている。さらに、宿泊可能な研究・研修センターを併設しており、福祉人材の要請や技術向上のための研修会などを実施。大学と連携し、介護サービスの理論化研究も行っている。
意見交換で小川施設長は、介護従事者の待遇改善に関し、「給料の高い低いは、(本質的な原因とは)一概には言えない」と指摘。待遇の底上げだけでなく、介護従事者にキャリア(職業能力)を与える必要性を強調し、「キャリアデザイン(職業生活の設計)や人事制度を(施設側が)どのように提供できるかにかかっている」と述べた。
視察を終えた谷合氏は、「介護従事者の待遇や研修、定着率などの現状を踏まえ、厚生労働部会とも連携しながら取り組みを進めていく」と述べた。
(公明新聞:2009年10月9日より転載)
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