昨夜、党本部で学生局による就職意見交換会を開催しました。
7人の学生の代表から就職活動の状況を聞きました。
全員がまだ内定をもらっていない大学4年あるいは修士2年。何十社と面接を受けても内定に至らず、精神的、経済的、学業的にも大変であるという生の声が相次ぎました。
私はエントリーシート式の採用システムに問題があるのではないかと思います。機械的に応募者をスクリーニングするので、大企業と一部の学生同士のマッチングシステムになっています。人事システムを持っていない中小企業でも優良企業はたくさんあります。しかし、情報の非対称性で学生にはどこの企業が人を募集しているか分からないことがあります。
学生の個人の努力不足の問題ではない、就職のシステムに欠陥があると思います。
しかし、分かったことは、とにかく就職戦線に異常あり、深刻な事態になるということですl。
学生意見交換会の前には、雇用政策を検証する会合に出席しました。
本日、国会は閉会しました。
私はいち早く臨時国会を開いて、山積する諸課題について国会論戦をすべきであると考えます。
(谷あい)
新卒の就職が深刻化