谷合参院議員は6月12日、麻生首相に「クールアース・デー」の取り組み強化を求める申し入れに参加しました。
以下、公明新聞の記事を転載します。
(東京事務所)
政府挙げ周知・啓発を首相に要請
CO2排出削減に効果
首相官邸 公明党の太田昭宏代表と党青年委員会(谷合正明委員長=参院議員)は12日、首相官邸で麻生太郎首相に対し、ライトダウン(一斉消灯)運動など「クールアース・デー」の取り組み強化を求める申し入れを行った。谷合委員長、伊藤渉青年局長(衆院議員)、谷口和史(同)、鰐淵洋子(参院議員)の両副委員長が同席した。
クールアース・デーは、7月7日夜に照明を消すことで温室効果ガス削減への国民の理解を深める運動として、公明党青年局が提案したもの。昨年6月には、谷合委員長らがクールアース・デー創設を求める約6万8000人の署名簿を添え、福田康夫首相(当時)に要望。これを受けて創設が決まった。
この日の要望では、太田代表らが、昨年7月7日のクールアース・デーでライトダウンが国内約7万6000カ所で実施され、約3万世帯が1日に消費する電力量を削減したことを紹介。この取り組みについて、「わが国として世界に発信できる分野」と強調し、今年の「クールアース・デー」で昨年以上の参加協力数を得るため、政府を挙げた周知・啓発キャンペーンを行うよう申し入れた。
そのほか、(1)クールビズによる冷房時の室温28度設定などの二酸化炭素(CO2)削減の取り組みを推進(2)学校・職場・地域に周知徹底し、環境教育を推進(3)国連への働き掛けなど、クールアース・デーを世界的な取り組みとするよう推進――なども要請した。
麻生首相は、要望内容に賛同を示し、「努力していく」と返答。また、2020年までの温室効果ガス削減の中期目標を「05年比15%減」(90年比8%減)と発表したことについて、「公明党の意見をいただいて、14%から15%にした」として、太田代表らに謝意を示した。
(公明新聞:2009年6月13日より転載)
クールアース・デー 一斉消灯を世界へ