本日、日独共同大学院准教授のドロテー・デゥネフ女史さんから、若者の政治参加や社会参加についてインタビューを受けました。
スイス人のデュネフさんの問題意識は、スイスや日本では若者の政治参加(投票率など)が低いが、そうした若者がそのまま大人になっても政治参加しないままの可能性が高いということでした。今、投票率が高い高齢者は、若いころから投票に行っていたとして、今の若者が、政治や市民社会へのかかわりをどうやってもっていくかを考えないと、将来が不安であると指摘されていました。確かに年々投票率が下がってきているトレンドを反転させなければなりません。前回の郵政選挙は一種の祭り的な要素があって、関心が集まりましたが、次回どうなるかはわかりません。
スウェーデンに留学していた私としては、スイスもスウェーデン同様に政治参加が進んでいるのかと誤解していました。スイス人の目から見ても、スウェーデン人の政治参加は、ひとつのモデルのようです。
政治が国民から信頼されるように、まずは日本の政治家が変わっていかなければならないと思いました。
(谷あい)
スイスと日本の若者