昨日は岡山県の玉野市商工会議所主催の新年会に出席。
玉野は三井造船の工場があり、造船の関連・下請け企業が多いところ。
市の景気はやはり造船業の景気に左右される。
関係者にお話を聞いたが、2012年まで造船の受注残があり、いわゆる昨年のサブプライムローン問題に端を発した金融危機の影響は受けていないとのこと。もちろん今後の契約がこれまで通りあるかどうかは不透明とのこと。
大型船の造船は好況のようだが、同じ瀬戸内でも、内航船などの小型船舶になると一転して状況は厳しい。さらに大型船が好況といっても、下請け・孫請け企業からすると、取引価格を抑えられているとの不満もある。
各業界の新年会を通じて、景況を具体的に聞かせていただき、国政に反映していこうと思う。
(暗い写真ですが造船所が奥に見えます)
午後は岡山市内で経済団体を中心にあいさつ回り。とにかく2次補正予算、本予算を成立させて欲しいとの声が相次いだ。
県庁の記者クラブでも会見をしたが、政局含みの動きが取り沙汰されているが、まず通常国会の前半で補正と本予算をいち早く成立させるのが、現下の厳しい経済状況の中での、与野党の責任だと考えている。
(谷あい)
造船の町の新年会に出席