昨日、化粧品・歯磨業界連合の新年会に出席。政務官として挨拶をする。
化粧品産業、歯磨産業の昨年の出荷額は、消費マインドの冷え込み基調にもかかわらず堅調に推移しており、不況に強い産業であると実感する。
近年は輸入量も増えているが、輸出も同様に増えており、販路を東アジア圏に拡大中だ。内需型産業の海外展開を支援するためにも、海賊品・模倣品対策を経産省としてもしっかりと対応していく。
ちょっと面白い話を聞いた。虫歯一本の治療費は、日本では約1万5000円、皆保険のないアメリカでは約1500ドル。10倍違うようだ。にもかかわらず、80歳で自分の歯が20本残っている人の割合はアメリカの方が高いのだ。考えられる理由として、アメリカでは治療費が高額なので、虫歯にならないように予防に力を入れる人が多いのではないかとのこと。日本人も年に1回ぐらい、健康診断と同じように歯の検診をすれば、より自分の歯を健康に保てるのではないかという話を聞いた。
80歳でも20本歯を残す「8020」運動が展開中だが、私も自己管理をしっかりしようと思った。
(谷あい)
化粧品・歯磨業界の新年会に出席