150年前の12月1日は岩手県釜石で初めて近代製鉄による鉄の生産が始まった日です。それを記念する式典が都内で開催されました。
写真は鐵(てつ)の一文字。書いたのは8歳の少年書道家。よく見ると「150」の数字が浮かび上がってきます。すごいですね。この少年、安倍元総理(神戸製鋼出身)と真っ先に名刺交換してました。
海外では鉱山の近くに製鉄所がありますが、日本では臨海部に製鉄所があります。立地ゆえに産業として質量ともに世界に誇れる規模となったのではと、鉄鋼メーカーの方が語られていました。
鉄は製造工程で必ず二酸化炭素が排出されますが、現在では温暖化対策面でも世界をリードします。環境技術でも更なる成長産業となっていって欲しいと思います。
(谷あい)
近代製鉄発祥の日