谷合参院議員(党青年局長)は9月17日、斉藤鉄夫環境相に、携帯電話の回収・リサイクルの推進について、申し入れをしました。
以下、公明新聞の記事を転載します。
(東京事務所)
斉藤環境相 モデル事業の前倒し表明
党青年局要望
公明党青年局(谷合正明局長=参院議員)は17日、環境省を訪れ、携帯電話の回収・リサイクルの推進について、斉藤鉄夫環境相(公明党)に申し入れた。これには、谷合局長のほか、山本香苗、鰐淵洋子の両局次長(参院議員)が同席した。
この中で谷合局長は携帯電話などに含まれる金や銀、コバルトなどのレアメタル(希少金属)の再利用推進が課題になる中、使用済み携帯電話の回収率が年々減少傾向にある現状を指摘。その上で、党青年局が今年(2008年)5月から、使用済み携帯電話の回収・リサイクル推進に関する署名運動を展開してきたことを紹介し、「国民運動などで広く周知し、レアメタルなどの有用資源回収や再資源化を促進していく必要がある」と強調。政府広報や業界への働き掛けを積極的に行うよう要請した。
そのほか、申し入れでは、(1)携帯電話ユーザーに対する啓発や、携帯電話回収促進につながる企業・団体の取り組みに対する支援策の実施(2)レアメタルなどに対応する高度なリサイクル技術の開発や、循環利用のための社会システムの確立――などを要望した。
これに対し、斉藤環境相は、来年度予算概算要求に盛り込んだレアメタルのリサイクル拡大のためのモデル事業について「公明党青年局の運動が支えとなり、今年度の補正予算案に盛り込むことができた。補正予算が成立次第、速やかに実施していく」と述べ、同事業を前倒しで実施していく考えを明らかにした。
(9/18付 公明新聞より転載)
携帯リサイクル促進を