仙台での青年局の行事を終え、岡山に戻りました。
さっそく、岡山駅前で中国四川省大地震に対する街頭募金活動を行いました。
地元TV局からも取材を受けました。
医療、水、食糧、テントなどの救援物資は当然として、それをうまく被災地域に届けるロジスティックの回復も必要です。
ミャンマーや中国で起きた自然災害で痛感したことですが、日本政府の国際緊急援助隊などは災害の起きる前から迅速な現地入りを可能にするなど、2国間で協定を結べないものだろうか。ビザの問題などで立ち往生していては、緊急救援もタイミングを逸してしまう。
世界的に見て、災害に弱い地域ほど、外国からの支援のアプローチが難しいのが実情であるから、次の課題としたい。
とにかく、今は一刻も早い緊急支援と2次災害を防ぐことが大事であります。
そして、午後から神戸市漁協に向かいました。3月上旬に発生した明石海峡船舶衝突事故を受けての、漁業関係者の抗議集会。いまだ続く沈没船からの油流出をストップさせることと、特定航路における災害対応の基金創設を決議しました。
炎天下の中、自公の国会議員や地元議員が大勢参加。
抗議集会の後、漁船に乗り込んで、衝突事故が起きた現場付近まで航行しました。漁協から渡されたタオルをねじり鉢巻きに変えて、漁師の皆様と一緒になって抗議活動をおこないました。
はじめから出来ないと決めつけるのではなく、知恵を出して、制度を変えていく、創っていくことが大事だと認識した一日でした。
(谷あい)
災害募金、船舶衝突事故抗議集会に参加しました