谷合正明青年局長(参院議員)が4月23日に発表した青年政策集「ユースポリシー2008『ワカモノのミカタ』」についてのインタビューの記事が、公明新聞1面に掲載されました。
以下、公明新聞の記事を転載します。
(東京事務所)
「ユースポリシー2008」
谷合正明・党青年局長に聞く
クールアース・デー(7月7日)創設へ
使用済み携帯電話回収の法整備めざす
署名活動も
公明党青年局は23日、青年政策集「ユースポリシー2008『ワカモノのミカタ』」を発表した。その意義やポイントについて、谷合正明青年局長(参院議員)に聞いた。
――青年政策集「ユースポリシー2008『ワカモノのミカタ』」をつくった意義は。
谷合青年局長 公明党青年局は、2002年に「Komei ユースポリシー」を、05年には「Komei ユースポリシー2005」を発表し、ジョブカフェの創設や携帯電話の「番号ポータビリティー(持ち運び)制度」の導入、そして女性専用車両の導入など、多くの若者の声を政策として実現してきました。近年、雇用や格差社会、少子高齢化など、若者の“今”と“未来”を取り巻く問題が深刻化しています。こうした課題の解決に必要不可欠なのが“若者の声”です。
そこで公明党青年局は、新たに40項目に及ぶ若者に光を当てた政策をまとめました。党ホームページ上でも意見募集を行い、寄せられた貴重な提言を政策に反映させていただきました。提言を寄せてくださった皆さまに、御礼申し上げます。
――「ユースポリシー2008」のポイントは。
谷合 今回のテーマは「ワカモノのミカタ」です。これは、ワカモノの目線に立つという「見方」と、ワカモノのために政治を行うという「味方」の二つの意味を込めています。そして、(1)未来の人材づくり(2)未来の産業づくり(3)未来の地球環境づくり――など、次代を見据えた八つの政策を柱として打ち立てています。
具体的には、青年政策を充実させるための「青年担当大臣」の設置や、大学や専門学校などで職業能力形成に役立つ「実践型教育プログラム」の充実・普及を提案しています。また、働く女性を支援するため、出産・育児などで仕事を辞めずに働き続けられる環境整備や短時間正社員制度の拡充、キャリアアップのための能力開発支援なども盛り込んでいます。
――今後の青年局としての取り組みは。
谷合 今年は7月7日から、日本を議長国として「北海道洞爺湖サミット(主要国首脳会議)」が開催されます。ここでは、地球環境問題が主要なテーマの一つとなります。そこで、公明党青年局は「ワカモノのミカタ」プロジェクト第1弾として、「クールアース・デー」の制定と、使用済み携帯電話のリサイクルを推進するため、署名活動を行っていきます。
――「クールアース・デー」の制定とは。
谷合 具体的には、サミット開催の初日となる7月7日を、みんなで地球温暖化を考え、行動する日「クールアース・デー」と定めるよう、政府に働き掛けます。例えば、この日にライトアップ施設や各家庭で短時間でも電気を消す「ライトダウン」を行います。環境省によると、100万世帯の家庭でライトダウンを2時間行った場合、大体200トンのCO2(二酸化炭素)が削減できるそうです。
みんなでライトダウンを行い、家族と一緒に七夕の星空を見上げる。このような運動を日本から発信していきたいと思います。
――使用済み携帯電話のリサイクルを推進する理由は。
谷合 今、携帯は全国で約1億台出回っています。しかし、携帯の回収・リサイクルの実績は、2000年度の1361万台から06年度は662万台と、半分近くに落ち込んでいます。
携帯電話には金などの貴金属やコバルトなどの希少金属が使われています。これら希少金属の国内蓄積量が世界有数の資源国に匹敵する規模になっていることから、使用済み携帯電話などは都市に眠る希少金属の“鉱山”に例えて「都市鉱山」などと呼ばれています。資源の少ない日本にとって、使用済み携帯電話の適切な処理と有用資源の回収は大きな意義があります。
公明党青年局は、使用済み携帯電話の回収・リサイクルを促進するための法整備を進め、環境にやさしい社会をつくっていきます。
これらの署名活動は、青年局ホームページ(http://www.komei.or.jp/youth_site/)に掲載されているQRコードを携帯電話で読み取るやり方でもできます。
これからも公明党青年局は「ワカモノのミカタ」を掲げ、青年の今と未来を見据えた政策の実現を推進します。
「ユースポリシー2008」の主な政策
●『クールアース・デー』の創設
●使用済み携帯電話のリサイクル推進
●『青年担当大臣・庁』の設置
●学校教育での職業能力開発を強化
●『ジョブ・カード制度』の推進
●育児休業制度の利便性向上
●短時間正社員制度の拡充
●新婚・子育て世帯向けの住宅支援
●有害サイトの被害防止策を強化
(4/30付 公明新聞より転載)
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公明は「ワカモノのミカタ」