公明党のHPの「議員ブログ」サイトに寄せた記事を転送します。
(谷あい)
学生インターンK君は今の国会をどう見たか
大学2年生のK君が、春休みを利用して1カ月間、私の国会事務所にインターンとしてやってきた。理工学部専攻でもあり、政治家志望というわけではないが、自分の視野を広げたいと決意して、わが事務所に飛び込んできた。
K君は事務所の手伝いのほか、総理出席の予算委員会を傍聴したり、党内の勉強会に出席したりした。1カ月インターンを体験してみての本人の率直な感想は興味深い。
本人いわく「オーストラリアの若手国会議員との懇談や、ニュージーランドの大使から青年開発省の取り組みを聞く会議に出席して、政治家が海外のことを積極的に吸収している姿に感銘した」、「公明党の議員のイメージも変わった。本当に人のために尽くそうとしていると強く感じた」、「一番大きく変わった点は、政治が生活に直結したものだと実感したこと。消費税や年金のことを真剣に考えるようになった」という。
テレビや新聞では、伝わらない国会や議員の姿を肯定的に受け止めてくれたようだ。
それと同時に、マスコミ報道で伝えられる部分と、K君本人が直接吸収した部分は大きく違っていたようだ。例えば、「道路特定財源の問題に関しては、テレビ報道は国民受けする象徴的な部分しか放送しない。民主党は財源についても責任をもつべきだ」と。
K君の周りにいる学生は、政治に関心がないか、関心があっても、テレビのコメンテーターの影響をもろに受けているかのどちらかである。
だからこそ、「『庶民が政治を監視せよ』という言葉を強くかみしめた」のだそうだ。政治を遠いところに置くと、政治に悪がひそんでしまう。
ひとりでも多くの若い世代に、インターンなどを通じて、政治を直接、肌で感じて知ってもらいたいと願う。政治を等身大に感じられる機会をどんどん政治家はつくるべきだ。青年こそ政治の主役であることを、公明党青年局としても訴えてまいりたい。
(谷あい)
学生インターンK君は今の国会をどう見たか