日本インターネット新聞社のサイト「ザ・選挙」の収録をしました。来週には動画が配信されるとのこと。サイトはまたご案内いたします。
今、日銀総裁人事の件で国会はもめています。
昨日は衆参の議院運営委員会で所信聴取と質疑をおこないました。
3月19日に現総裁の任期が切れるのですが、政府が次期候補として提示した武藤日銀副総裁に対し、民主党はじめ野党が反対の姿勢を崩していません。
私には民主が反対する理由がわかりません。
今日の社説の見出しでも、「『採決棄権』も民主の選択肢だ」(毎日)、「腑に落ちぬ不同意の理由」(朝日)、「『不同意ありき』の民主党は無責任だ」(日経)等々、民主の反対論に説得力がないと論じています。
もともと民主は日銀に限らず国会の同意人事では、役所出身という理由で反対してきた経緯があります。国会同意人事の対象となるのは、日本銀行総裁、人事院人事官、公正取引委員会委員、会計検査院検査官、NHK経営委員会委員など36機関におよびますが、これまでも何回か反対をしてきました。
しかし参院で第一党になったからには、それだけの理由で反対するのは責任ある政党とは言えません。
(谷あい)
今から参院本会議があります - 日銀総裁人事