昨日は東京都羽村市の支部会に行ってまいりました。岡山生まれ育ちの石居市議にお誘いいただいたものです。皆さん、なじみの薄い者にもかかわらず温かく歓迎いただきましてありがとうございました。
今回もまず道路特定財源の話。冒頭、参加した皆さんに、暫定税率維持と撤廃と修正とどれがいいかと尋ねると、3分の1ずつ手が上がりました。だいたいどの会場でも同じような傾向があります。
私は税率維持を前提にしつつ、修正協議をすべきだと考えますが、今の民主党は対案をいつ出すのかはっきりしません。給油新法のときのように採決ぎりぎりになって対案を提出するのでしょうか。国会議論を深めるためにも、早く提出すべきです。それが臨時国会の教訓だったはずです。
国政の話をした後は、自由質疑の時間。最近は、支部会や政治学習会では、自分が話した時間と同じくらいの時間を自由質疑にとるよう心がけています。
そして毎回、厳しいご意見を頂戴します。このごろ増えてきたなと思うご意見は、国会議員は、あるいは公明党は、日本をどういう国にするかというグランドデザインを描けというものです。最近の国会論議が枝葉末節に映っているのだと思います。
会合終了後も懇談が続きました。ぶれない政策の柱を提示せよとある青年からも求められました。
「第三文明」の2月号に私は自民党青年局長との対談を載せていただきました。編集部が若手政治家の対談企画があることを田原総一郎氏に伝えると、氏はこう言いました。
「理想の政治家とは吉田茂のように広く時代を見通し、日本の民衆にとって本当に必要なことを把握し、田中角栄のように日本国民が幸福になるためのビジョンを示し、その実現に奔走する政治家であると僕は思う。(中略)
僕は今、若い政治家たちに伝えたい。『今こそ日本のグランドデザインを描け!』と。」
現在策定中の党青年政策には、グランドデザインが求められていることを日々痛感しています。
(谷あい)
グランドデザイン