2月26日付けの公明新聞7面に、谷合参院議員が岡山市内の「花澤ぶどう研究所」を視察した際の記事が掲載されました。
以下、公明新聞の記事を転載します。
(東京事務所)
減農薬栽培などで課題聞く
谷合氏が「ぶどう研究所」を視察
地域農業の課題を探ろうと、公明党の谷合正明参院議員は16日、岡山市内で、ブドウの品種改良と県内農家の栽培振興を行っている「花澤ぶどう研究所」を訪れ、花澤茂代表と意見交換した。これには、県議会公明党の山田総一郎、増川英一の両県議らが参加した。
同研究所では、ブドウの販売、品種改良、育成品種の普及のほか、生産技術の研究やブドウ農家への経営相談などを行っている。長年、ブドウの交配研究を続けてきた花澤代表が、地域農業の振興のためにと1989年に農業高校の教諭から転身し、設立した。
現在約70アールの農地で、100種類以上の育種資源を保存・栽培。そのうち7種が品種登録されている。
中でも皮ごと食べられる種無しブドウの「瀬戸ジャイアンツ」は安全・美味・食べやすいといった特徴が消費者の心を捉え、”桃太郎ぶどう”という商標で絶大な人気を誇っている。
しかし近年、厳しい栽培基準をクリアして生産された有機食品の認証「有機JAS」の登録など、安全を求める声が消費者の間で強くなっている。同研究所でも減農薬栽培の研究を積極的に行ってきた。
一連の取り組みを聞いた谷合氏らは、ブドウ農家の課題を花澤代表に尋ねたところ、「安全な食品を提供するのは農家の義務だが、有機JASに求められるような減農薬栽培は、費用や技術の面で一般農家に難しいのが現状」と述べ、安全な食品を消費者に提供するために農家への支援強化を求めた。
(2/26付 公明新聞より転載)
安全安心の農業めざす…岡山市