「若者らしい視点で政策立案を」と訴える谷合青年局長=1日 党本部
12月5日付けの公明新聞4面に掲載されている「ヤングホームページ」の記事をアップしました。公明党青年局の活動を紹介します。
以下、公明新聞の記事を転載します。
(東京事務所)
第2回全国青年局長会議から
公明党は若者の味方です――。公明党青年局(谷合正明局長=参院議員)は1日、第2回全国青年局長会議を盛大に開催しました。席上、青年局の新たな活動方針も確認され、決意みなぎる会合となりました。ここでは、谷合青年局長のあいさつと、県青年局長の活動報告要旨を紹介します。
『雇用対策の推進、青年の声を政策に/谷合正明青年局長』
全国の青年局長が集い合い、第2回全国青年局長会議を開催することができました。青年局長に就任し3カ月。これまで少人数の懇談会を重視し、美容師やデザイナー、若手農業者、大学生などとの意見交換を行い、党に対する要望を聞いてきました。また、外部イベントへの参加やネットカフェ難民の実態調査、若年者就労支援施設の視察など、行動第一、調査第一で取り組んでいます。
全国の青年局として、二つの課題に挑戦したいと思います。一つは若年者雇用対策の推進です。
党の雇用格差是正対策本部の活動とも連携し、非正規雇用の増加などの課題に取り組みたいと思います。具体的には、公明党が推進して全国に設立された「地域若者サポートステーション」の実態調査を行い、その結果を、全国100カ所に増やす政府の計画に盛り込む考えです。また、各地域の青年会議所や青年団体との意見交換、青年事業者からの意見にも耳を傾け、実現性の高い政策をめざします。
二つ目は、幅広い青年層の声を政策に反映していく活動の推進です。具体的には、各地の青年と率直な意見交換を行う「青年局懇談会」の開催や青年支持者への訪問対話運動の推進です。
公明党青年局は「若者の味方」です。若者の視点で政策を立案し、発信したいと思います。青年局の時代を先取りした戦いが党勢を拡大すると確信し、全国の青年局が総立ちとなって、「次の戦い」に断じて勝利していこうではありませんか。
『波動起こす“5つの戦い”を/大塚勝利・福岡県本部青年局長』
福岡県本部は、青年局から波動を起こす“5つの戦い”に挑戦しています。まず青年局が県内各地で朝の街頭を開始し、反響を呼んでいます。2点目は地域行事への積極的な参加です。私も防災訓練や清掃活動への参加、さらには高校の野球部出身を武器に地元のソフトボールや少年野球のコーチを引き受け、信頼を拡大しています。
そして3点目に政治学習会の継続開催。4点目に青年への訪問対話の実施。5点目に公明新聞の拡大です。福岡県本部は9月、10月の拡大の戦いで、「分会2部増」の達成率179%を勝ち取り、堂々全国1位となりました。青年局が先頭に立ち、「次の戦い」に勝ち抜いてまいります。
『12月議会で雇用政策を提言/塩野正行・埼玉県本部青年局長』
埼玉県本部青年局は先日、青年党員・支持者との懇談会を行い、「政治が遠い」「公明党の主張をもっと明快に伝えてほしい」などの声に耳を傾ける中で、政策を分かりやすく伝えることの重要性を痛感しました。
最近の20代の若者は、大学を卒業後、約2割の人がフリーターを選び、正社員と同様に人生の選択肢の一つに定着しているそうです。先が見えないことへの不安などで希望を見いだせない人が増えていることが原因の一つです。
公明党は、若者の雇用拡大に真剣に取り組み、さまざまな施策を実現してきましたが、今まで以上に青年の声に耳を傾け、12月議会で具体的な政策提言を行う予定です。
『サポステ機能強化が不可欠/包國嘉介・北海道本部青年局長』
先日、北海道若者サポートステーションの視察を行いました。同施設は引きこもりやニートが人間関係を構築する力を身に着ける施設で、就業中の若者と触れ合う環境を整備し、農業体験も組み込まれています。人間関係は苦手でも、野菜作りや牛の世話が好きだという若者に、担い手不足に悩む農家から注目が集まっています。
しかし、高度な専門性を持つ職員の給与が低く、人材確保が困難という課題もあります。雇用拡大には社会教育と就業支援とともに専門分野につなげる機能強化も必要です。年収300万円以下の若者も多いことから北海道青年局は、若者の雇用格差是正に全力を挙げる決意です。