谷合参院議員は11月2日、ストッキ・アルベルト氏とともに、鳩山邦夫法相に終身刑制度の導入の要望をしました。
以下、公明新聞の記事を転載します。
アルベルト氏(創設訴える活動家)と要望
荒木、谷合氏
公明党の終身刑導入検討プロジェクトチーム(PT)の荒木清寛座長(参院議員)は2日、終身刑制度の創設を訴えているストッキ・アルベルト氏(51)=京都市在住、イタリア、スイス両国籍=とともに、法務省で鳩山邦夫法相と会い、終身刑制度の導入を要望した。これには、谷合正明参院議員が同席した。
アルベルト氏は3年前、当時住んできた宮崎市の自宅を放火され、妻と二女を殺害された。犯人の男は翌年、無期懲役が確定したが、以前から放火を繰り返し、服役歴も数回あったことから「仮釈放のある日本の無期懲役では、いずれ出所して同じことをする」として、判決後から全国各地を回り、仮釈放のない終身刑の創設を求める署名活動などを展開している。
席上、アルベルト氏と同席した長女は、鳩山法相に約9000人の署名を提出。「終身刑を求める意味は、犯罪者も罪を反省し、一生かけて償ってほしいからだ。私たちのような気持ちになる人を増やしたくない」と強調した。
荒木氏らは「死刑と無期懲役の格差が大きすぎる。裁判官も判決にあたって、その間で悩むことが多い」と述べ、政府として検討を進めるべきと力説した。
これに対して鳩山法相は、「犯罪被害者の立場を考えることは大事だ。十分に参考にして研究したい。」と述べた。
(11/3付 公明新聞より転載)
終身刑導入の検討を…法相に