遅くまで党本部で青年局の打ち合わせをし、先ほど宿舎に戻りました。党本部職員の皆様にはいつも頭が下がります。
さて、本日、ある最高裁判決が下されました。それは、戦時中に広島で被爆した韓国人の元徴用工40名が、国や三菱重工業に損害賠償を求めた訴訟の判決です。在外被爆者への健康管理手当除外は違法とし、国への賠償命令も確定しました。
厚生労働省はこの結果を重く受け止めなければなりません。本日、原告団の方々とも20分ほど懇談させていただきましたが、今後、他の在外被爆者への補償について、どういう手立てを講じるかなどの課題についてご指摘をいただきました。これは大変な難題であります。
改めて在外被爆者の方々の思いを確認しましたが、高裁や最高裁の決定を踏まえ、まず被爆者健康手帳を在外でも申請可能なように速やかに法改正していただきたいということでした。医療費のあり方も検討しつつ、与党PTによる議員立法化の動きを加速させていかなければならないと思っています。
(谷あい)
在韓被爆者訴訟の最高裁判決を受けて