谷合局長(右から2人目)を中心に、若者支援策をテーマに開かれた青年局次長会(3日 参院議員会館)
10月17日付けの公明新聞4面に掲載されている「ヤングホームページ」の記事をアップしました。
以下、公明新聞の記事を転載します。
(東京事務所)
谷合新局長と共に 全国に支持拡大を
“次の勝利”に向け、新体制になった青年局の動きが活発だ。「いち早く、フットワーク軽く自分自身がまず動いていきたい」と谷合正明・新青年局長(参院議員)が先月の就任以来、率先垂範の行動で精力的に活動を展開。青年局所属の国会議員をはじめ、今年4月の統一地方選で数多く誕生した青年議員も各地で対話運動を積み重ねている。新体制から1カ月余、青年局の活動を紹介する。
9月6日の中央幹事会で、谷合正明参院議員が新たに青年局長に就任。青年局の新体制は、山本香苗、鰐淵洋子の両参院議員、谷口和史、伊藤渉の両衆院議員の4人が局次長として谷合新局長を支える布陣となった。
現在、12月初旬に開催が予定されている全国青年局長会をめざし、新しい運動論や青年政策づくりのため、幅広い分野にわたる関係各者と、対話に次ぐ対話を積み重ねている。
10月2日、谷合局長は東京・秋葉原のネット・カフェに一泊した。翌日の青年局次長会議では厚生労働省の担当者と若年雇用施策について意見交換。就職氷河期の真っただ中で苦汁をなめた自らの経験と、現場第一主義に徹する公明党の伝統精神が息づく貴重な会合とすることができた。
7日には、都内で開かれた異文化交流イベント「多国籍プチフェスタin夢の島2007」に招かれ、「難民支援の現場から見た国際協力」と題して講演を行った。「ボランティアが運営する今回のイベントには、さまざまなジャンルの若者が集いました。国際協力に興味がある人はもちろん、親子連れの方たちも立ち寄って、真剣に話を聞いている。私たちの会合でもこれまでの固定観念や先入観を破った、若者の中に飛び込んでいくようなアプローチができるのではないかと感じました」と谷合局長は感想を話す。
翌8日は愛知県に飛び、鰐淵、伊藤の両次長、地元サーファーや漁業関係者らとともに砂浜浸食の現場を視察。環境保全や海岸利用のルールづくりなどについて要望を受けた。
16日は『若者はなぜ3年で辞めるのか?』の著者・城繁幸氏を招いた青年局主催の講演会を開催した。
谷合局長は「公明党結党の歴史を振り返るまでもなく、また各地で地域住民の目線で日々闘っている地方議員とのネットワークを持つ私たち公明党、なかんずく青年議員こそワーキングプアの実態を一番知っていなければならない」と語り、青年局による実態調査に意欲を燃やしている。
また、「各地で活躍する若い経営者や若手の農家の本音が青年局の政策にダイレクトに結び付く仕組みができれば」との谷合局長の思いに呼応するように各県本部の青年局でも新しい動きが始まっている。
『街頭に立とう!/学習しよう!』
『福岡県、兵庫県など独自の活動展開』
福岡県本部青年局(大塚勝利局長=県議)では「青年議員会議」を設置。青年局による活動や情報交換を継続的に行う体制を整えた。党勢拡大のための地域のさまざまな団体との積極的なかかわりや、青年議員による一斉街頭、青年政治学習会などを実施し、青年層への支持拡大に取り組み始めた。
兵庫県本部青年局(壬生潤局長=神戸市議)でも、「谷合青年局長と呼吸を合わせた人材育成に取り組みたい」(壬生局長)と約20人の青年局所属議員が青年の独自性を発揮した活動への取り組みを開始している。
海外と公明党青年局との連携も動き出した。谷合局長誕生直後の9月初旬、インドネシアで開かれた世界110カ国の中道政党が平和のために連帯するCDI(国際中道民主同盟)等が主催する「アジア政党ワークショップ」に、公明党青年局のメンバーも招かれ、「アジアの青年と政党」をテーマに活発な意見交換を行った。席上、「政治対立の構造の中で、平和構築や弱者救済に真の役割を果たし得るのは中道政党」との認識を各国の代表と共有しあった。
今月9日に第2子が誕生。若い世代の生活実感を共有する谷合局長は、「この下半期はまず議員が青年の手足となり動き、議員自らが青年問題を自分の未来図として感じ取って把握したいと思います。12月までが“次の戦い”の勝利を決するポイントと決め率先垂範の闘いを進めたい」と決意している。
(2007/10/17付 公明新聞より転載)