【写真】アイガモ農法による水稲の有機無農薬栽培農家を視察し、生後2週間のアイガモを手にする神崎総合本部長(前列左から2人目)と谷合議員(左隣)ら
谷合正明参院議員は5月20日、岡山県吉備中央町と岡山市で開かれた公明党農業活性化フォーラムin岡山に参加しました。
以下、公明新聞の記事を転載します。
(岡山事務所)
生産者らと意見交換 アイガモ農法も視察
神崎、井上氏ら党推進本部……岡山・岡山市、吉備中央町
公明党農林水産業活性化推進本部(総合本部長=神崎武法常任顧問)は20日、日本農業の再生をめざし「農業活性化フォーラム」を開催した。2回目の今回は、岡山県の岡山市と吉備中央町を訪れ、それぞれ意見交換会と視察を行った。
これには、神崎総合本部長、井上義久総合副本部長(副代表)、風間昶副本部長(参院議員)、谷合正明・党都市農業振興プロジェクトチーム事務局長(参院議員)のほか、景山貢明・党県代表(県議)ら地元議員が参加した。意見交換会には、斉藤鉄夫総合副本部長(政務調査会長)、桝屋敬悟衆院議員も出席した。
岡山市で開かれた意見交換会では、農業に従事する生産者やJA(農協)、行政、学識者の各代表が、それぞれの立場から現在の農業を取り巻く環境や課題、政治への要望などについて発言。この中で、教育への体験農作業の導入や農地集積の効率化、農地取得における企業参入のあり方などに関して意見が交わされた。
また、美作大学の目瀬守男学長が、地域活性化の観点から人材育成の重要性を指摘し、「農村(をリードする)のパイオニアの育成を」と主張。くらしき作陽大学の岩間泉名誉教授は、「今こそ、農と食と健康をつなげた教育が必要だ」と訴えた。
井上総合副本部長は、輸入農作物による価格下落を懸念する声に対し、「多様な農業が持続可能なルールを作ることが基本」と述べ、国際間交渉に臨む基本姿勢を確認した。
意見交換会に先立ち、神崎総合本部長ら一行は、アイガモ農法による水稲の有機無農薬栽培に取り組む吉備中央町の「かよう〝あいがも〟会」(瀧川信一代表)を訪ね、アイガモの飼育場などを視察。この日は、県内の生産者へ、生後2週間のひなが貸し出された。
瀧川代表は、“あいがも米”について、「(無農薬栽培で)安心して食べていただける」と品質への自信を示したほか、「安定した販路が確保できれば楽になる」と営農上の課題を挙げた。また、有機栽培農家の認可申請について、煩雑な手続きの簡略化を求めた。
フォーラム終了後、神崎総合本部長は、「アイガモ農法に代表されるように、岡山県の農業は、自然との共生を見事に実現している。今後の日本農業が進むべき方向性について、意欲的に取り組んでいると感じた」と語った。
(5月21日付 公明新聞より転載)
【活動記録】岡山で農業活性化フォーラムを開催