公明党スマトラ島沖大規模地震・津波被害対策本部(本部長=太田昭宏幹事長代行)の赤羽一嘉事務局長(衆院議員)と谷合正明事務局次長(参院議員)は12日、タイのプーケット日本人会の宮下和司会長とともに国土交通 省を訪れ、北側一雄国土交通相(公明党)に対し、プーケットへの日本人観光客増加のための支援を要請した。
プーケットは、昨年(2004年)12月のインド洋大津波で甚大な被害を受けたが、被災地の復旧は完了し、ヨーロッパなどからの観光客数は被災前の状態に戻りつつある。一方、日本は昨年(2004年)1月から4月までの観光客数と今年(2005年)の同期間の人数を比べると、84%も減少している。
宮下会長は、現地の在留邦人の約9割が観光業に携わっており、日本人観光客の受け皿になっていることを説明。「お客さんが急にいなくなり、危機的な(経営)状況が続いている。一日も早く多くの日本人に元気なプーケットを見に来てほしい」と強く訴えた。
北側国交相は、できることは協力する姿勢を示した上で、「頑張ってください」と励ました。
これに先立ち、同対策本部は党災害対策本部(本部長=太田幹事長代行)と国土交通 部会(部会長=赤羽衆院議員)とともに、衆院第2議員会館で合同会議を開き、宮下会長と意見交換した。太田本部長は「関係省庁や旅行会社などと連携し、バックアップしたい」と述べ、全力で支援する考えを示した。
(公明新聞より転載)
【活動記録】プーケット・観光客増への支援要請