谷合正明議員は3月4日、東京都心ビル地下につくられた「コメ・野菜工場」を視察した。この「コメ・野菜工場」は、大手人材派遣会社のパソナが本年2月11日、同本社地下にオープンした。発光ダイオードなどを使用して、コメ・トマトやハーブなどの栽培を行っている。同社は、2003年から「農業インターンプロジェクト」を実施し、農業に興味のある若年層から中高年までを対象に農業研修・就農支援を行ってきた。「コメ・野菜工場」は、東京駅より徒歩5分というアクセスの良い立地を活かして、多くの人に農業の魅力を感じてもらうことを目的としている。
山本絹子常務は「若い人の中にも農業に興味があり、実際にやってみたいという人は多くいる。今後も機会を与える場として、農業の楽しさを体験してもらい、農業分野での雇用創出に努めていきたい」と述べた。谷合議員は「これから農業従事者の高齢化が進む中で、若い人の柔軟な発想を農業分野に取り入れていかなければならない。今後、就農支援に積極的に取り組んでいきたい」と語った。
(東京事務所)
【活動記録】東京都心ビル地下の「コメ・野菜工場」を視察