公明党鳥取県本部は19日、鳥取県伯耆(ほうき)町で「農山村活性化フォーラム」を開催した。これにはパネリストとして、公明党の谷合正明参院議員と、上場重俊「とっとり花回廊」園長、山西JA鳥取西部農協組合長、野口智弘岸本商工会長、中曾至伯耆町社会福祉協議会長、「菜っ葉ままの会」の長原初枝さんが出席し、活発に議論を行った。
山西組合長は基調報告で、地域ぐるみで進めている農業生産者と消費者とが交流する「ふれあい祭り」や、町外住民が田植え体験する「米フェスタ」、町の景観をつくる「菜の花ロード運動」などの取り組みが成功を収めていることを報告。「活性化には農村と都市、生産者と消費者との“心と心を結ぶ”交流が重要」と強調した。
その後行われたディスカッションで、谷合氏は10代、20代の若手生産者らが新しい取り組みを行っていることを紹介。「農業の未来について真剣に考え、行動している若者たちがいる。国も積極的にそういう人たちを支援していくべき」と訴えた。
このほか、認定農業者への支援のあり方や高齢者と若者の交流など、生産現場での事例を通し、率直な意見が交わされた。
(公明新聞より転載)
【活動記録】JAなど関係者と活発に議論/党鳥取県本部がフォーラム—-農山村を元気にしよう