公明党の谷合正明参院議員(党留学・就学生問題に関するプロジェクトチーム事務局長)は14日、岡山市の日本語学校「岡山外語学院」を訪れ、授業参観や学生寮への訪問を行うとともに就学生や関係者と懇談した。これには、党岡山県本部の増川英一県議と磯野昌郎岡山市議が同行した。
大学進学などを目的に来日した外国人の日本語能力を養成する同校で、現在は10カ国の就学生252人が学んでいる。昨年(2003年)度は184人の卒業生のうち171人が大学、専門学校などに進学した。
片山浩子学院長は「親身に世話をした学生は道を外れない、日本と母国の架け橋として活躍している卒業生も多い」と、生活・進学指導に力を入れていると述べた。また、少子高齢化が進む日本で、外国人労働力を受け入れる“協働”を見据えた政策確立が必要として、語学教育だけでなく、習慣やマナー教育の充実も大切との考えを示した。
また、谷合氏は就学生と懇談し、奨学金の配分の方法や在留資格の「就学」から「留学」への切り換え、日本での生活などについて、活発に意見を交わした。
(2月15日付 公明新聞より)
【活動記録】日本語学校を視察—-協働見据えた政策を