公明党の谷合正明参院議員(比例、岡山市)は28日の参院農林水産委員会で初質問し、台風23号により岡山県北などで発生した大規模な倒木被害への国の対応などをただした。
「初陣です」と前置きして質問を始めた谷合氏は「森が根こそぎ、なぎ倒されていた」「こんな風害は初めてと聞いた」と現地視察の結果を交えて被害の実状を訴え、荒廃した山林の復興、倒木の処理・再利用への政府の見解を聞いた。常田農水副大臣は「中長期計画を立て治山事業に取り組まなければならない。同じ問題意識を共有している」と答えた。
イノシシなどによる農作物被害対策も求めた谷合氏は終了後、「農家の声を国に届けられた」とホッとした様子で、「身近なテーマだが農村の将来にかかわる問題。今後も取り上げたい」と意欲を見せていた。
(山陽新聞「ウォッチ 永田町・霞が関」より転載)
【活動記録】台風での倒木対応をただす