外交防衛委員会とイラク特別委員会に所属することになりました。その他、議院運営委員会にも所属しました。議員になるまで、NGOで難民支援や人道復興支援にあたり、アンゴラ、アフガン難民キャンプ、イラク、スリランカなどで活動していましたので、自分の経験が一番活かせる委員会だと思います。憲法9条、自衛隊、イラク、北朝鮮問題など、きわめて難しい課題が山済みですが、現場で培った感覚、経験を大切にしながら、国会で正々堂々議論を尽くしていく決意です。
上記の委員会の任命があった翌日、広島の平和記念公園を訪れました。公明党広島県本部所属の先輩議員とともに、慰霊碑に献花し、同じ過ちを繰り返さないという決意の祈りをしてまいりました。平和資料館も1年ぶりに訪れ、一人でゆっくり時間をかけながら、館内を見学しました。59年前の夏に思いをはせ、これからの日本の外交防衛のあり方を考えました。政治家としてのスタートをどこから開始するのか、これは重要なことだと考えます。外交防衛の仕事に携わる者として、私は平和原点の地に戻ることを選びました。もう一度広島に戻って平和について考えなければならないと思ったからです。
【エッセー】外交防衛委員会とイラク特別委員会