2024年03月20日 2面
被爆の実相を知って――。原爆で破壊された旧・浦上天主堂のマリア像を守ろうとするカトリック信者の姿を描いた映画『祈り―幻に長崎を想う刻―』(松村克弥監督)の上映会(主催=「祈り」を国会で上映する有志の会)が19日、衆院第1議員会館で行われた。これには岸田文雄首相、公明党の山口那津男代表が参加し、あいさつで核兵器廃絶への決意を訴えた。党核廃絶推進委員会の谷合正明委員長(参院幹事長)らも同席した。
山口代表は「核兵器のない世界を実現しなければならない」と強調。昨年、先進7カ国首脳会議(G7サミット)が広島で、国内外の有識者が核軍縮を議論する国際賢人会議が長崎で開催されたことに触れ、核軍縮に向けて平和の連帯を築くと誓った。
岸田首相は「長崎を最後の被爆地に」と力説。松村監督は同映画のバチカンでの上映の様子を紹介し、ダブル主演の1人である高島礼子さんが本作に懸けた思いを語った。
山口代表は「核兵器のない世界を実現しなければならない」と強調。昨年、先進7カ国首脳会議(G7サミット)が広島で、国内外の有識者が核軍縮を議論する国際賢人会議が長崎で開催されたことに触れ、核軍縮に向けて平和の連帯を築くと誓った。
岸田首相は「長崎を最後の被爆地に」と力説。松村監督は同映画のバチカンでの上映の様子を紹介し、ダブル主演の1人である高島礼子さんが本作に懸けた思いを語った。