2023年12月07日 2面
公明党難民政策プロジェクトチーム(PT、座長=谷合正明参院幹事長)は5日、衆院第2議員会館で会議を開き、タリバンによる政変の影響でアフガニスタンから日本に退避した人々の現状について、当事者や支援者らから話を聴いた。
千葉大学の小川玲子教授は、日本語が話せず安定した職に就けないなど、退避者を取り巻く課題を説明。在アフガン大使館の現地職員だった退避者の一人は、日本の支援に謝意を述べた上で「異国で生活を再建するプロセスは困難で時間がかかる」と訴え、日本語教育などの支援を求めた。
谷合座長は、退避者支援へ「しっかり議論していきたい」との考えを語った。