2024年06月20日 1面 自民党派閥の政治資金問題の再発防止に向け、同党が提出した改正政治資金規正法が19日の参院本会議で、自民、公明両党の賛成多数で可決、成立した。立憲民主党、日本維新の会など野党各党は反対した。改正法は、議員の責任・罰則の強化と政治資金の透明性向上が柱。公明党が「政治改革ビジョン」を掲げ、訴えてきた内容が全面的に反映された。 改正法では、不正に対する抑止力を高めるため、会計責任者だけでなく議員本人も責任を負う、いわゆる「連座制」を強化。政治団体の代表者(議員)に収支報
続きを読む→2024年06月19日 1面 政策活動費 第三者機関がチェック 公明党の山口那津男代表は18日午前、国会内で記者会見し、自民党派閥の政治資金問題を受け、同党が提出した政治資金規正法改正案に盛り込まれた、いわゆる「連座制」の強化と政治資金を監督する第三者機関の設置について「公明党として強く重視している。確実な成立を期し、成立後、施行に向けて精力的に取り組んでいきたい」と強調した。山口代表の発言は大要、次の通り。 【政規法改正】 一、(「連座制」の強化について)今回の改正案の最大の眼目は、
続きを読む→2024年06月12日 2面 政府は11日、孤独・孤立対策推進本部(本部長=岸田文雄首相)の会合を首相官邸で開き、公明党の推進で4月に施行された孤独・孤立対策推進法に基づく「重点計画」を決定した。 計画では、対策の基本的な考え方において「単身世帯や単身高齢世帯の増加が見込まれる中で、問題の深刻化が懸念される」と指摘。また、若年層に多いとされる、市販薬・処方薬を過剰摂取する「オーバードーズ」(OD)に関しては「背景に孤独・孤立の問題があることが指摘されている」と明記した。その上で政府として、新
続きを読む→2024年06月03日 2面 ■(LGBTQI)教育、理解増進が重要 このたび、私は米国務省の招聘で「IVLP(インターナショナル・ビジター・リーダーシップ・プログラム)」に参加しました。4月27日から5月5日にかけて訪米し、LGBTQIなど性的少数者の方々への人権擁護のあり方を巡り、連邦下院議員や地方政府機関、NGO、メディアなどから話を聴きました。 米国では2015年、連邦最高裁において同性婚が全州で認められました。22年には婚姻尊重法が成立し、連邦レベルで同性婚を保障。雇用などの分野に
続きを読む→2024年05月18日 2面 参院選の「1票の格差」是正に向け各会派で議論する選挙制度専門委員会が17日、国会内で開かれ、参院選挙制度のあり方について、各会派が意見表明を行った。 公明党の谷合正明参院幹事長は、公明党の選挙制度改革案について「現行の選挙区と比例区を一本化し、全国11ブロック、個人名投票による大選挙区制が適当だ」と表明。全国11ブロックの大選挙区制を導入することで「1票の格差は、1・1倍程度となり、投票価値の平等は限りなく追求される」と説明した。 また、参院の役割として「多様
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