2024年06月07日 2面
ウクライナの現状を踏まえ「危機下の教育をいかに支援できるか」をテーマにしたシンポジウムが6日、オンラインで開かれ、公明党の谷合正明参院幹事長、高橋光男参院議員があいさつした。
このうち谷合氏は、ウクライナ支援の課題を探るため、隣接する東欧3カ国を訪れたことに触れ、「避難中の子どもと接し、教育機会の持続的な提供が重要だと分かった」と強調。公明党のリードで、紛争など緊急時の教育支援に特化した「教育を後回しにはできない基金(ECW)」に政府が資金拠出したことを報告した。
その上で「日本として人間の安全保障に基づく人道と開発、国際協力は重要な規範であり、強みだ」と訴え、引き続き貢献する考えを示した。