2024年03月04日 1面
公明党の谷合正明参院幹事長は3日、NHK番組「日曜討論」に与野党の参院幹部と共に出演し、自民党派閥の政治資金問題について、先日の衆院政治倫理審査会での弁明では「納得できないという認識を国民は持っている。関係議員は、真摯に説明責任に応えて、政治の信頼回復に努めてもらいたい」と力説した。
谷合氏は、同審査会での弁明について「政治家本人が『会計処理に関与していない』という発言が相次いだ。政治家の収支報告書に対する監督責任を強化していかなければならないことを示唆している」と指摘。その上で、政治家が責任を負う制度を設けるための政治資金規正法の改正に向け「今国会では、与野党を超え、しっかりと改革を実現したい。速やかに与野党協議の場をつくっていくべきだ」と述べた。
また、参院政治倫理審査会でも審査が行われる見通しに言及し、「国民に見える公開の場で開催すべきだ」との考えを示した。