2024年01月19日 2面
公明党の山口那津男代表は18日、広島と長崎を訪問するために来日した核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)のメリッサ・パーク事務局長と衆院第2議員会館で会い、「核兵器のない世界」の実現へ力を合わせて取り組むことで一致した。
パーク氏は、ロシアのウクライナ侵略や中東情勢を踏まえ「核保有国が戦争を続けており、私たちは今、新たな核兵器の危機に直面している」と表明。その上で核兵器の保有や使用を全面的に禁じる核兵器禁止条約の実効性を高める重要性に触れ、来年3月に開かれる第3回締約国会議に日本の参加を訴えた。
山口代表は、核廃絶に向けて「核禁条約の枠組みからアプローチしていくことは、とても重要な影響力を持つ」と強調。核保有国と非保有国の橋渡し役をめざす日本政府のオブザーバー参加を引き続き求めるとともに、「党としては議員派遣を続ける」と力説した。
パーク氏はまた、唯一の戦争被爆国・日本の経験を生かし、同条約に定める核兵器の被害者援助と環境修復に貢献することに期待を寄せた。
■谷合氏、討論会出席
一方、公明党の谷合正明核廃絶推進委員長(参院幹事長)は同日、参院議員会館で開かれた核廃絶に向けた取り組みなどを議論する討論会に出席した。谷合氏は唯一の戦争被爆国・日本が果たすべき役割の重要性を訴え、「党として核兵器のない世界に向け、市民社会の皆さんと共に取り組みたい」と語った。
パーク氏は、ロシアのウクライナ侵略や中東情勢を踏まえ「核保有国が戦争を続けており、私たちは今、新たな核兵器の危機に直面している」と表明。その上で核兵器の保有や使用を全面的に禁じる核兵器禁止条約の実効性を高める重要性に触れ、来年3月に開かれる第3回締約国会議に日本の参加を訴えた。
山口代表は、核廃絶に向けて「核禁条約の枠組みからアプローチしていくことは、とても重要な影響力を持つ」と強調。核保有国と非保有国の橋渡し役をめざす日本政府のオブザーバー参加を引き続き求めるとともに、「党としては議員派遣を続ける」と力説した。
パーク氏はまた、唯一の戦争被爆国・日本の経験を生かし、同条約に定める核兵器の被害者援助と環境修復に貢献することに期待を寄せた。
■谷合氏、討論会出席
一方、公明党の谷合正明核廃絶推進委員長(参院幹事長)は同日、参院議員会館で開かれた核廃絶に向けた取り組みなどを議論する討論会に出席した。谷合氏は唯一の戦争被爆国・日本が果たすべき役割の重要性を訴え、「党として核兵器のない世界に向け、市民社会の皆さんと共に取り組みたい」と語った。