2023年01月31日 2面
公明党核廃絶推進委員会の谷合正明委員長(参院幹事長)は30日、都内で開かれた核兵器廃絶・平和建設国民会議(KAKKIN)の全国代表者会議に出席し、あいさつした。
谷合氏は、ロシアのウクライナ侵略などで、核の脅威が高まっていることに言及。核による威嚇を止め、核兵器の使用を断じて防ぐため、5月の先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)で「国際社会と協調しながら、日本が先頭に立ち、法の支配の確立に向け取り組む」と強調した。
また、G7サミットの機会を生かし、NPT(核兵器不拡散条約)や、核兵器禁止条約に基づく運動を連携させ、相乗効果を生み出しながら、さらなる取り組みを進展させるべきだと主張した。
その上で、核のない世界をつくるためには、政府間の交渉、協議だけでは不十分だとして、「KAKKINと連帯を図り、取り組みを一層強化させたい」と述べた。