2023年1月16日 2面
公明党の石井啓一幹事長は15日、岡山県倉敷市で開かれた党岡山県本部(代表=谷合正明参院幹事長)の時局講演会に出席し、「公明党は地方議員を要とするネットワークの力で地域課題を解決していく」と述べ、4月の統一地方選の勝利へ全力を挙げる決意を訴えた。谷合県代表、日下正喜衆院議員が参加した。
石井幹事長は、物価高対策として2022年度第2次補正予算に盛り込まれた電気・都市ガス代の負担軽減策を実行していくと述べた上で、「物価上昇率を上回る賃上げが重要だ」と強調。脱炭素化やデジタル化、人への投資で「経済を底上げし、賃上げ環境を整えていく」と訴えた。
さらに石井幹事長は、コロナ禍で出生率が減少していることに言及し、「今年は本格的な少子化対策、子育て支援のスタートの年になるよう取り組む」と話した。
会合では、統一地方選の県議選に挑む吉田とおる、井出たえ子、すみや忍の各予定候補らが決意を表明した。
公明党の古屋範子副代表は15日、宮崎市で開かれた党宮崎県本部(代表=しげまつ幸次郎県議)の新春賀詞交歓会に出席し、「地方議員と共に宮崎の発展のために全力を尽くす」と述べ、統一地方選の勝利へ支援を訴えた。河野義博、窪田哲也両参院議員が参加した。
古屋副代表は、電気・ガス料金の負担軽減や燃油補助など、公明党の主張が反映された物価高対策に言及し、「今後も国民の暮らしを守り抜く」と力説。さらに、党が発表した「子育て応援トータルプラン」に触れ、「子どもが社会に巣立つまで切れ目のない支援策をそろえた」と訴えた。
会合では、統一地方選の予定候補者が紹介され、代表して県議選に挑む今村みつお党県政策局次長が決意を表明。来賓として河野俊嗣知事らがあいさつした。