2022年7月28日 1面
被爆77年の8月6日を前に、公明党広島県本部のHIROSHIMA平和創出委員会(委員長=田中勝広島市議)は26日、広島市で「平和創出行動」を実施した。
谷合正明参院幹事長、平木大作核廃絶推進委員会事務局長、三浦信祐青年局長(いずれも参院議員)ら多数の国会議員、同県本部の議員が出席した。
市内で対面とオンラインを併用して開かれた大会には、矢倉克夫青年委員長(参院議員)や長崎、沖縄両県本部の議員らがオンラインで参加した。
あいさつした平木氏は、来年5月に広島で開催される先進7カ国首脳会議(G7サミット)に向け「公明党は精緻な政策提言と具体的な行動を通じて、核廃絶に向けた歩みをリードしていく」と強調。
三浦氏は「核なき世界の実現へ、歴史を動かすのは青年の熱と力だとの覚悟で共に行動していこう」と述べた。
さらに、「平和のためのヒロシマ通訳者グループ」代表の小倉桂子さんが自身の被爆体験を発表し、駐広島大韓民国総領事館の林始興総領事が基調講演を行った。
これに先立ち、今年で50回目となる被爆者への慰問と原爆慰霊碑への献花を実施した。一行は、市内の広島赤十字・原爆病院と原爆養護ホーム4施設を訪問後、平和記念公園内にある原爆死没者慰霊碑と韓国人原爆犠牲者慰霊碑に献花。
平和記念資料館(原爆資料館)も見学し、核兵器廃絶への誓いを新たにした。