2022年1月18日 7面
■谷あい、山崎両氏ら参加
島民の声を政策に反映しようと、公明党の谷あい正明参院幹事長(参院選予定候補=比例区)と山崎正恭衆院議員は先ごろ、愛媛県今治市の伯方島で開かれた党愛媛県本部(代表=笹岡博之県議)主催の「しまなみミーティング」に参加し、同市の伯方島、大島、大三島の住民らと意見交換した。
■橋の通行料金、人材不足などの課題解決へ国と地方が連携
今回のミーティングは、島民らが日常生活で困っている声を行政や国会議員に直接届ける場として開催された同県本部初の試みで、同市の徳永繁樹市長らも参加した。
席上、山崎氏は「“小さな声”を聴き、政策に反映させることができるのは公明党しかない」と力説。谷あい氏は、公約実現のために確保した予算を実行するには地方自治体との協力が不可欠だとして、「国と地方の議員がネットワークで連携した公明党が、地域の課題解決に向けてしっかり取り組んでいく」と語った。
伯方塩業株式会社の石丸一三代表取締役社長は、同市と広島県尾道市を橋で結ぶ「しまなみ海道」の通行料金が割高な点について、橋を利用して通勤する社員の交通費や、島で生産した製品の輸送コストが高くなることに言及。また、若い人材の確保が困難な現状などに触れ、「社員や島民が安心して生活し、事業が継続できる環境づくりを進めてほしい」と訴えた。
質問会では、しまなみ海道が島民の唯一の生活道になっているため、通行料金が大きな負担になっていることや、通学時のバス料金軽減、大三島バス路線の復活など、多くの意見や要望が上がった。
終了後、石丸代表取締役社長は、「地域住民を交えての貴重な意見交換の機会で、非常にプラスになった」と語った。徳永市長は、「まさに公明党の“小さな声を聴く力”が体現されたミーティングだった。今後も島民と意見交換していきたい」と語っていた。