2021年12月25日 3面
■誰一人取り残さない世界へ
紛争地域で人道支援に従事した国際NGO元職員。「人道の国・日本」をめざし、31歳で国政へ。以来18年間、一貫して難民、人権問題など「人間の安全保障」「平和外交」に取り組む。コロナ禍では、難民や在留資格がない外国籍の人らをワクチン接種の対象に。ワクチンの途上国支援を進め、米国のゲイツ財団から感謝状が贈られた。
SDGsの達成がライフワーク。気候変動対策では「温室効果ガス実質ゼロ」へ、2030年度削減目標の大幅な引き上げを促した。飢餓や貧困、エネルギー問題など、誰もが認める国際派は地球規模の課題に挑む。
農林水産分野に精通し、国産品輸出や生産者所得の向上、ジビエ振興など鳥獣害対策、捕鯨再開に尽力。農林水産や地場産業、観光資源を軸とした地方創生をリードしてきた。
危険ため池や土砂災害など対策へ法整備を実現。インフラ強靱化へ集中投資を促し地震、津波、豪雨など激甚・頻発化する災害への備えに全力を挙げる。
常に社会的孤立の防止に心を砕き、日雇い派遣禁止など女性、若者の就労を改善。社会貢献活動を休眠預金で支える法制化で、子どもの貧困や自殺対策を主導。LGBTなど性的少数者への理解増進に力を注ぐ。「誰一人取り残さない」との決意を胸に、充実の4期目に挑戦する。
党参院幹事長、同国際委員長、同SDGs推進本部長。元農林水産副大臣。京都大学大学院修士課程修了。参院議員3期。48歳。