2021年12月15日 2面
鰐淵洋子文部科学大臣政務官(公明党)は13日、岡山市の岡山国際交流センターを訪れ、岡山自主夜間中学校を運営する「岡山に夜間中学をつくる会」の城之内庸仁理事長と会い、意見を交換した。谷合正明参院幹事長らが同行した。
同校では、さまざまな事情で学校に通えず、十分に教育を受けられないまま卒業した形式卒業者や義務教育未修了者、不登校児童・生徒、外国籍の人など、約260人が学ぶ。授業は毎週土曜日の18時から21時までで、主に同センターで行っている。
城之内理事長は「学び直しの機会を確保するためには、公立夜間中学と自主夜間中学が両輪となって取り組んでいく必要がある」と述べた。鰐淵政務官は「誰一人取り残さない教育の充実とともに、夜間中学を広めるための課題解決へ協力して取り組んでいきたい」と語っていた。