2021年10月30日 2面
公明党の山口那津男代表は29日、都内各地で行われた街頭演説会に駆け付け、「皆さまの力が頼りだ。あと一歩の押し上げで、何としても比例区公明党を勝たせてほしい」と声を限りに訴えた。
山口代表は、今回の衆院選の意義について「コロナを乗り越え、日本再生の道をどう広げるか。対話と交流で再び安定した国際社会をどうつくり出すか。これをどの政権に託すかが問われる」と指摘。その上で「責任を持って約束した政策を実行できる公明党がいる連立政権が必要だ」と強調した。
日本再生に向けては、新型コロナウイルスの拡大を抑えるため、ワクチンの3回目接種の無料化に全力を尽くす考えを示し、「予算は衆院選後に確保したい。そのために公明党を勝たせてほしい」と力説。飲み薬(経口薬)の治療薬の承認などにも万全を期し、「コロナを乗り越えた先に日本再生の道を開いていく」と訴えた。